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  • 2025年12月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.203 三笠産業メールマガジン 春日部工場社員旅行

    三笠の京谷です。


    今年も残すところ2週間程になりました。


    今年の私は未だに自力で歩けないこともあって、残念ながら会社に行く日以外は
    殆どリハビリをしながら自宅で過ごす毎日でした。
    それでも一日があっという間に過ぎていきます。
    歳をとると本当に時間の経つのが早いですね。


    さて、私は最近知ったのですが、嘗て個人旅行(主にバックパッカー)のバイブルと
    言われ、私も随分お世話になった海外旅行のガイドブック「地球の歩き方」シリーズが
    存亡の危機を経て、今大きな変貌を遂げているそうです。


    変革のきっかけは2020年の世界的なコロナ禍。
    渡航制限により需要が消滅し販売部数が一気に95%減少。
    当然ながら当時の発行元であったダイヤモンド・ビッグ社の経営は破綻寸前に陥り、
    現在の親会社である学研HDが救済する形で何とか生き残ったそうです。


    ただ、会社が変わったからといって需要が戻るわけはなく、
    そこで試行錯誤した結果登場したのが海外旅行に囚われない広義な意味での
    地球(人生)の歩き方を指南する『国内シリーズ』や
    数々の『企画もの』だったそうです。


    例えば国内シリーズでは定番の「東京」「大阪」「京都」などの他、
    「多摩地域」「世田谷区」「北九州市」「調布市」「山口市」など、
    読者が限られることを承知の上でローカル色の濃い地域を取り上げたり、
    「島旅」シリーズでは日本の離島を紹介したりと独自色を打ち出しています。


    また企画ものではNISAで人気の「オルカン」(オール・カントリー)を解説して
    みたり、「ムー 異世界の歩き方」「ジョジョの奇妙な冒険」「戦国」
    「ハプスブルク帝国」など様々なジャンルを地球の歩き方らしく深掘りしています。


    確かに今は旅行ガイドブックがなくても、
    スマホ一つあれば世界中のあらゆる場所の最新情報が一瞬で得られる時代。
    紙媒体である旅行ガイドブックの果たす役割は大きく変わってきています。
    そうした中、生き残りをかけて独自のアイデアで進化し続ける姿はとても頼もしく
    好感がもてました。
    頑張れ「地球の歩き方」!!


    今月も三笠をよろしくお願いします。
    また、少し早いですが、皆様良いお年をお迎えください。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    春日部工場社員旅行

     日頃より三笠メールマガジンをご愛読いただき、誠にありがとうございます。


     本年度の春日部工場社員旅行は、日頃の業務から離れてリフレッシュし、社員同士の親睦を深めることを目的として、 11月14日(金)~15日(土)、福島・那須方面への1泊2日の行程で実施。明るく楽しい雰囲気に包まれ、終始和やかで充実した旅となりました。


    【1日目】

     毎年恒例のクレヨンしんちゃんバスに乗り込み旅がスタートしました。ユニークなバスを目にした瞬間から自然と笑顔が広がります。

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    クレヨンしんちゃんバス


     出発後は車内での乾杯で一気に旅気分が高まり、“各駅停車状態”のトイレ休憩を挟みつつ、移動中から賑やかな雰囲気が続きました。


     そして昼食は、まさに“アサヒビールの聖地”と呼ばれるアサヒビール園へ。ここでは出来立てビールの飲み放題に加え、名物3種のジンギスカンを堪能し、旅ならではの大満足の昼食となりました。

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    アサヒビール福島工場の敷地内にあるアサヒビール園 3種ジンギスカンを堪能


     続いて訪れた「花と歴史の郷 蛇の鼻」では、紅葉の美しい季節。
    蛇の鼻御殿は平成8年12月に登録有形文化財に登録されており、自然と歴史を感じる穏やかな時間を過ごしました。

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    花と歴史の郷 蛇の鼻

    鮮やかな紅葉

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    蛇の鼻御殿 寿命を終えた桜の幹から生えた「蘇りのカエデ」


     夕方には穴原温泉へ到着。


     ここで温泉マーク(?)の由来について

    三本の湯気と湯船を図案化した記号で、江戸時代の温泉案内図に使われたことが広まり、現在の記号として定着したとされています。


     もう一つ温泉にちなんだ「3つの“とる”」
    ・疲れを“とる”
    ・汚れを“とる”
    ・元を“とる”(旅の満足度をしっかり回収)


     温泉で身体も心もほっと温まり、旅の疲れを癒す時間となりました。


     夜の宴会では美味しい料理とお酒が並び、会話も弾みます。
    さらにカラオケ大会や“プチ仮装”もあり大いに盛り上がる賑やかな夜となりました。


    vol203-1i.jpg宴会場


    【2日目】

     2日目は、日本三大不動尊の一つである中野不動尊を参拝しました。

    境内には清流が流れ、自然に囲まれた気持ちの良い空間が広がっています。
    不動堂や岩の中へ続く洞窟(奥の院)など、短い時間でも歩いているだけで心が落ち着くような雰囲気でした。

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    中野不動尊

    大日如来

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    不動明王 大日堂


     その後はフルーツラインを通り“まるげん果樹園”でりんご狩り。
    収穫したりんごをその場で丸かじりする贅沢さと、採れたてならではのみずみずしさを味わいました。

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    まるげん果樹園


     昼食はホテルエピナール那須にて那須彩御膳をいただき、ゆったりと落ち着いた時間を過ごした後、「お菓子の城 那須ハートランド」でお土産などを買って旅を締めくくりました。


    vol203-1q.jpg那須の食材を使用したヘルシーな那須彩御膳


     春日部駅西口へ到着すると、駅前のイルミネーションが美しく点灯しており、旅のフィナーレを優しく彩ってくれました。


    vol203-1r.jpg春日部駅西口イルミネーション


    【まとめ】
     今回の社員旅行は、リフレッシュと親睦という目的の通り、気分転換にもなり、交流も深まる充実した2日間となりました。
     普段とは違う場所で過ごしたことで、いつもより会話がはずみ、みんなの距離がさらに近くなったように感じました。


    春日部工場 管理部門 幹事長 湯本 記

    編集室より

    先日奥歯を一本抜きました。


    虫歯菌が歯茎を侵食し、歯を浮かせていたのです。
    土壌が緩んで、建物が不安定になったようなイメージです。
    基礎工事の大切さを身をもって学びました。


    歯を抜いたのは残念ですが、お蔭で咬み合わせが良くなりました。
    これで忘年会・新年会を気兼ねなく楽しめます。


    来年もよろしくお願いいたします。


    【 編集者 蝦夷の申 】