三笠通信

白岡だより－技術研究所紹介－

　製品開発の中枢となっている技術研究所は埼玉県の白岡町にあります。
ここは、製品を研究する開発部、量産品の品質管理や顧客サービスを受け持つ品質管理部から成り、他に海外調達室や海外技術サポート室が併設されています。
ここで聞きなれない海外技術サポート室についてご説明いたしますと、 世界不況により保護主義や円高によって海外向けビジネスも複雑化する昨今ですが、特にここ数年、新たに施行された規制が非常に厄介なものになってきています。 米国のEPA規制（環境対応規制）、欧州における機械指令(CE対応)やREACH（人体の健康や環境の保護）、そして、隣国中国での中国REACHやCCC（強制製品認証制度）など、原則的には自由貿易とされている輸出ビジネスですが、その実態はさまざまな形で規制されているのが現実で、このような海外の規制や安全基準への対応を海外営業部と連携して行なうのが海外技術サポート室です。

　さいたま市の北に位置する白岡町は、夏は暑く、冬は風が強く寒いところでも、町の人口は49,900人もいます。特産品は梨が有名で、収穫される”幸水”や”新世紀”は埼玉県内で一番の生産量を誇ります。
そんな梨畑と隣り合わせの白岡工業団地の技術研究所ではありますが、若手からベテランまで日々エネルギッシュに働いています。 課ごとに与えられた開発テーマに没頭しながら、研究と実験を重ねて作り上げられた製品は、社内研究発表によって視点を変えた検討も行われ、所員全員で知恵を絞り作られていきます。

　若手が多い所内ではスポーツも盛んで、非公認ながらフットサル同好会が最近できました。 休日には県内を遠征しながら腕を磨いているとか。この同好会、チーム"ピストンいわさき”（不動のゴールキーパーの名に因む）は先日の対抗戦で準優勝を成し遂げることができました。 惜しくも優勝を逃した敗因は、決勝戦の相手チームの女性プレーヤーにボールを持たれると思わず道を空けてしまう程紳士揃いだったことだそうです。厳つい格好をしていても皆優しい独身男性が多いのも特徴です。

　昨今の社会情勢の中で新製品への期待も高まり、皆様のお役に立てる製品開発を目指して日々邁進していく事を誓いながら、また、皆様からの貴重なご意見やアドバイスを活かした製品作りに努めてまいります。 （技術研究所/和泉記）

技術研究所外観	技研1Ｆには三笠ランマーの一号機が展示してあります。
試合中のチーム"ピストンいわさき"	明日の三笠産業を支える（はずの）若手軍団

三笠産業技術研究所
住所：〒349-0203 埼玉県南埼玉郡白岡町大字下大崎15番1号　[地図]
ＪＲ宇都宮線白岡駅より車で約10分　東北自動車道久喜ＩＣより車で約10分

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弊社製品の技術的な情報を集めたページを開設いたしました。
弊社サイト日本語トップページ→技術情報・取扱説明書
と進んでいただくか下記のURLからどうぞ。

https://www.mikasas.jp/service/tech/

製品紹介

三笠エポックミストMWM-502（一体型）/MWM-1002（分離型）

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