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  • 2022年06月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.161 笠友会総会を3年振りに開催

    三笠の京谷です。


    三笠産業は先月末に第75期を終了しました。
    コロナ禍にもかかわらず海外、特に米国の好調な販売に助けられ、
    増収増益を達成することが出来ました。
    三笠製品をご愛顧いただいている皆様には改めて感謝申し上げます。


    さて、今月は久しぶりに私が一気読みした本を紹介したいと思います。
    桐野夏生著『燕は戻ってこない』(集英社)という一冊です。
    桐野夏生と言えば乱歩賞や直木賞を始め数々の賞を総なめにした人気作家
    であり、映画やテレビドラマにもなった『OUT』が有名です。
    昨年、女性初の日本ペンクラブ会長になったことでも話題になりました。


    今回は代理母出産という重いテーマを題材にした作品ですが、流石に桐野作品、
    その裏にある現代社会の貧困や格差問題それに生殖医療の進化などを絡めながら、
    普段あまり意識していなかった社会の一面を映し出してくれます。


    中でも主人公リキを始め自分勝手すぎると思える登場人物が秀悦で、
    それぞれの思想や言葉遣い、衝動的行動など、良くも悪くも
    これが現代の世相であるという現実を突きつけられます。


    女性作家が描く妊娠・出産にまつわる物語ですので、
    男性読者には少し気恥ずかしい場面も出てきますが、
    逆に、成る程そういうものなのか、という新たな発見もあります。


    生まれてきた子供の人権はどうなるのかという問題も頭をよぎり、
    決して読み終わった後に、爽快感を味わえるような作品ではありませんが、
    読み始めたら、先が知りたくて止められない。
    特にエンディングにかけての盛り上げ方は流石です。
    きっとこの作品も近々テレビドラマか映画になる気がします。


    因みに、現在ロシアから侵攻を受けているウクライナは
    代理母出産を認めている数少ない国の一つだそうです。
    この作品を読んでいて気になったので「ウクライナ」「代理出産」で
    検索してみると今まで全く想像していなかった数々の衝撃的ニュースが
    目に飛び込んできました。


    本作品とは直接関係はありませんが、興味のある方は検索または下記URLを
    クリックしてみてください。


    https://thetokyopost.jp/humanity/2072/
    https://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-60832465


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    最新版総合カタログ完成

    2022~2023年度版の総合カタログが完成いたしました!


    電子カタログ版はこちらから閲覧できます。
    https://www.mikasas.jp/products/catalogue/

    海外向け総合カタログもございます。
    https://www.mikasas.com/products/catalogue/


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    笠友会総会を3年振りに開催

     5月18日(水)に主要サプライヤーで構成される協力会「笠友会」の総会が3年ぶりに軽井沢プリンスホテル ウエストにて行われました。

     長谷川笠友会会長のご挨拶に続き、京谷社長より三笠産業の生産や受注などの近況や、昨今騒がれているカーボンニュートラルへの今後の展望などをご説明させていただき、各社様と情報共有し共通認識を持つ非常に有意義な内容となりました。

     また、上海ロックダウンやウクライナ情勢で話題にのぼる事が多いサプライチェーンのあり方や、原材料高騰や物流コンテナ不足など三笠が直面している問題に対し、改めてお力添えをお願いさせていただきました。


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    長谷川会長のご挨拶


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    京谷社長からのご説明


     総会後の懇親会は新型コロナウイルス感染対策を十分に配慮し、透明の仕切り越しでの会食となりましたが、久しぶりの顔ぶれで楽しむ食事に皆様の笑顔を見ることができました。

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    感染対策を取りながらの懇親会


     翌日は軽井沢72ゴルフ東コースにてゴルフコンペを開催いたしました。

     キャディーさんも驚くほどの晴天となり、涼しい軽井沢で最高のコンディションでプレーしていただく事ができました。


     優勝は富永物産株式会社 川原様、準優勝は株式会社昭南発條製作所 山田様となりました。


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    絶好のゴルフ日和でした


    ご参加いただきました笠友会会員の皆様、改めてご足労いただきましてありがとうございました。

     今度とも一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。


    生産管理部 資材課 村本 記


    EE東北’22 レポート

     令和4年6月1日(水)から6月2日(木)の2日間、夢メッセみやぎにて「EE東北’22」が開催されました。

     「EE東北’22」は企業・行政関係機関・学校等が建設事業に係る新技術、新工法、新材料、その他時代のニーズに対応して開発された技術を公開し、その普及を図ることにより、さらに新たな技術開発の促進と良質な社会資本の整備を通じて、社会に寄与することを目的としています。

     今回で31回目を迎えICTやAIなどのDXに関連する最新技術を中心に過去最多の358出展社による1,040もの技術が集結しました。来場者は1日6,200名、2日6,000名、合計12,200人と多くの方が来場されました。また今回から会場に来られない方々へ向けてライブ配信も行われました。


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    パンフレットで出展ブースをチェック


     三笠ブースではNETIS登録商品の超低騒音型ローラーMRH-503DS-SS、吸塵式乾式カッターMCD-RY14HS、風切音ゼロのグラファイトブレードに加え、パワーユニットシリーズ(バッテリー式)としてMT-e55タンピングランマー、MVC-e60プレートコンパクター、MVH-e60バイブロコンパクターを展示させていただきました。


     特にパワーユニットシリーズではバッテリー式と思わせない力強さやカーボンニュートラルへの環境対策など多くの反響をいただきました。


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    パワーユニットシリーズがお客様をお出迎え


     今回、各メーカーのブースにおいてもバッテリー式の製品が多く展示されており脱炭素社会形成に各メーカーとも力を入れ取り組んでいる様子がうかがわれました。

     今回の開催にあたり御遠方から多くの方々にご来場いただき誠にありがとうございました。三笠産業として今後も新技術開発に手を止めることなく挑戦し皆様のお力になれるよう努めてまいります。これからも三笠製品を何卒よろしくお願いいたします。


    東日本営業部 東北一課 松本 記

    編集室より

    肩と腰の痛みを和らげようと、自宅近くのマッサージ店を予約。
    久しぶりの利用でしたが、店員さんの施術も確かで至福のひと時です。
    お会計時スタンプカードを出したら、前回の日付が2012年6月。
    ちょうど10年ぶりの再訪だと店員さんと笑い合い、
    今度はもっと早く来る事を約束しました。


    財布の中にスタンプカードを10年間も入れていた事実に我ながら呆れます。
    ちなみに「経営者が変わったので…」使えませんでした。


    【 編集者 蝦夷の申 】