MAIL MAGAZINE メールマガジン

メールマガジン

  • 2015年06月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.77 MCG-50G溝掃除機、オマーン出張記

    三笠の京谷です。

    三笠はベトナム(ハノイ)に工場があるので、
    どうしてもベトナム関連のニュースには
    敏感に反応してしまう私ですが・・・・
    今週こんな記事が新聞に載りました。

    ***********************
    ベトナム南部ホーチミンに住む廃品回収業の女性が、
    買い取った廃品のスピーカーの中から日本の一万円札
    500枚以上を発見した。
    (1年待っても)もともとの持ち主が確認できなかったため、
    女性は8日までに全額を受け取った。

    各紙によると、フイン・ティ・アイン・ホンさん(36)は2013年、
    使わなくなった木製のスピーカーを10万ドン(約570円)で買った。
    金属を取り出すためスピーカーを壊したところ、
    中から大量の一万円札が出てきたという。
    話を聞きつけた近隣住民らが・・・・・・(以下省略)
    ************************

    ベトナムで500万と言えば大金です。
    日本の感覚で言えば10倍ぐらい、つまり5000万円ほどの
    価値観でしょうか。
    このニュースは私の想像力をかきたててくれました。

    ベトナムで日本の紙幣を500万円もコツコツ貯めるとは
    思えませんし・・・。
    日本に出稼ぎに来ているベトナム人であれば虎の子の
    500万円を簡単に手放す(忘れる)はずはありません。
    紙幣の密輸?はたまた、麻薬がらみのお金?・・・・

    私が真っ先に思い浮かんだのは・・・・・
    日本からの駐在員(又はその奥様)がへそくりとして
    隠していたお金ではないか?
    日本への帰国に際し、お金のことをすっかり忘れて
    スピーカーを処分してしまったと言うストーリー。

    今頃このニュースを見て 「俺の金だ!!」
    と叫んでいる人が何処かにいる気がします・・お気の毒に。

    今月も三笠をよろしくお願いいたします。

    代表取締役社長 京谷 弘也

    製品紹介

    MCG-50溝掃除機

    三笠は今年度、新たなジャンルに挑戦致します。
    MCG-50溝掃除機、満を持しての発売です!
    是非ご検討下さい。

    詳しくはこちら(PDFファイルです)
    https://www.mikasas.jp/info/pdf/vol77info1.pdf

    三笠通信

    第58回笠友会総会開催

     5月15日金曜日、笠友会総会が会員会社36社中35社40名のご参加をいただき、賛助会員13名と併せて53名の出席で開催されました。今回は三笠産業の新本社ビル4階会議室が総会会場となり、ご集合から午後1時30分の総会開催までの間の時間を利用して、ご希望の方に本社内をご案内させていただきました。ちなみに、8階に位置する屋上(お稲荷さんの小さな社もあります)から東京タワーの展望も少しだけですが楽しんでいただけるとあって、高いところがお好きな方は、更に階段を上がって8階の屋根の上から展望を楽しんでおられたご様子です。新入会員2社をお迎えしての総会は議案審議も順調に進み、すべての議案が満場一致で可決され、無事に閉会となりました。

    総会の様子
      

     総会終了後は三笠産業本社前から大型バスで両国国技館へと移動し、最近はなかなかチケットも手に入りにくくなった大相撲見物となりました。(相撲案内所 15番 長谷川家さん、有難うございました。皆様もどうぞご贔屓に!)大相撲は今年に入りこの日までずっと大入り満員がつづいており、館内は老若男女問わず、今時の相撲女子や東洋西洋の外国人の方々も増え大変賑わっておりました。

    両国国技館
      
    結びの一番
      

     大相撲見物の後は再びバスで、ホテルイースト21東京へと移動し、総会の時とは一変のゆったりとした雰囲気の中で懇親会が開催されました。このホテルのある東京東側エリアは北にはスカイツリー、南には葛西臨海公園を擁し、今後東京オリンピック関連の開発の舞台ともなるエリアであります。その風景を眺めながらの懇親会は楽しく進み、懇親会終了後も、イースト21の名前の由来でもあるホテル内の最上階の21階、夜景の美しいラウンジに舞台を移し二次会で更に懇親を深め、この日の会はお開きとなりました。

    懇親会中締め
      

     今回も会員の皆様の相互の友好と英気を養う場としてお過ごしいただけますよう、幹事一同心がけたつもりではありますが、言うは易く行うは難し、不行き届きも多々あったかと存じます。私、平田に免じて平にご容赦ください。
     最後になりましたが、笠友会会員の各社皆様の益々のご繁栄とご健康を祈念いたしますと同時に、笠友会開催中多大なるご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。

      
    生産管理部 平田記


    オマーン出張記

     今回で自身2回目となる海外出張となりました。人生における国外への渡航も2回目です。プライベートで海外に行く予定は今のところなく、日本が好きなこともあって、基本的に旅行は国内のみです。例年、夏も含めて伊豆半島には年に数回訪れております。単純に景色がよく、さほど遠くないというのが主な理由ですが、そんなわけでしばらくは出張回数と人生における海外渡航回数は同数になるかと思われます。さてさて、今回の行先はオマーンです。とはいってもオマーンについて私はあまり良く知りませんでした。サッカー日本代表がよく苦戦する中東の国ということぐらいですね。2015年5月現在で戦績は10戦7勝3分け、無敗ですが7勝の内5勝は1点差での辛勝なのです。オマーンに限ったことではないですが、日本代表はアジアでは頭一つ抜けていると言われておりますが中東の国相手ではよく苦戦しています。2015年1月のアジアカップでも優勝候補と言われながら、ベスト8でUAEに破れました。なんといっても・・・(以下17行略)

    ・・・失敬、つい夢中になっちゃいました。リスタートします。

    前回のドバイ(UAE)出張は11月でしたが、湿気は少ないとはいえ暑さは想像以上でした。今回は夏に差しかかろうとしている5月末のオマーン。事前情報として調べたのがこちら。

    『気候は、亜熱帯の高温乾燥気候。4~10月が夏季だが、特に5月から10月は37℃以上の酷暑になる。12~2月が冬季になり、雨も少し降り、25℃前後の過ごしやすいシーズンになる。南部の海岸地域ではモンスーンの影響で海洋性の気候となり、夏季にも幾分まとまった降雨がある。』

    5月中旬の台風通過後、関東でも夏日、地域によっては真夏日となったところも多かった日本。このおかげで多少なりとも体が『暑さに慣れている』と大幅な勘違いをした愚かな私は、現地に到着するなり酷暑に驚愕。到着時気温45度、夜になっても44度!・・・着いたと同時に瀕死状態に陥ったのはいうまでもなく・・・。日差しが強いので暑いけれども半袖よりは薄手の長袖を着た方がいいのではないかと思っていましたが、やはり半袖がいいです。日陰も風もすべてが熱を帯びて快適なのはエアコンの効いている空間のみ。それがまたよく効かせている(所謂キンキンですね)から余計に外気の暑さを感じてしまう。ちなみにチェックイン時のホテルの設定温度は23度でしたが、外気との温度差は20度オーバー・・

    気温45℃の風景(マスカット空港)
      

     さて、今回の出張の目的はオマーン代理店でのサービス講習の実施です。その為、部品サービスセンターのS主任を同行しての出張。彼は2年ほど前にもサービス講習で同代理店を訪れており、お客様への対応もスムーズでした。ちなみに私は暑さと緊張でただただ汗だくになるばかり。解決方法は“慣れる”のみですね。S先輩を見習いたいと思います。講習会の様子ですが、今回はオマーンだけではなく、アフリカからケニアとタンザニアのサービスマンも1名ずつを招き、ともに講習を行いました。ケニア、タンザニアからの受講者にとってはほぼ初めての三笠サービストレーニングでしたので、経験者と初心者が混じった講習になる事でそれぞれの進捗度合を危惧していましたが、それは私の杞憂でした。経験者であるオマーンサービスマンが幾度となく初心者に対してフォローをして、もちろん彼らの間では言葉の壁がないのでスムーズに説明が通り、経験者・初心者の混じった講習にもかかわらず、滞りなく進めることができました。無論、それはオマーンのサービスマンが前回の講習内容をしっかりと覚えてくれていたことを意味するのです。海外のお客様に直に接する機会というのは海外営業部といえども限られてくるので、こういった雰囲気を現場で肌で感じ取れたことは、私自身にとって貴重で有意義な経験でした。もちろん、遠い日本の三笠製品を扱ってくれる彼らにとっても、三笠製品に関してより深い知識を得られた貴重な講習になったと思います。

    オマーン代理店の在庫状況
      
    講習の風景① 講習の風景②
      
    講習修了後の記念撮影
      

     今回初めてのオマーンへの渡航でしたが、覚悟していた暑さが予想をはるかに超えていたり、“降らないよ”と聞いている最中に雨が突然降りだしたりと、環境的な部分にとても驚かされました。また、建物はほぼ低層で、建物の間や街中から少しでも離れた場所はほとんど砂や岩であり、褐色ばかりの景色に唖然となったりもしました。それでもなんとかやってこれた(・・・実際どうかは不明ですが)ことは、微々たる自信として、過信することなく今後に活かしていければと思います。

     これだけの暑さを体感したので、帰国後日本の気温じゃ寒く感じてしまうか、少なくとも快適に感じるのではないかと思っていました・・・が、まぁ暑いものは暑いんですねぇ。


    海外営業部海外二課 鈴木記


    EE東北‘15

     6月3日(水)、4(木)の2日間、「東北の明日を支える新技術」をテーマとして宮城県仙台市の夢メッセみやぎにて「EE東北‘15」が開催されました。「EE東北」の「EE」とは、Engineering Exhibition(エンジニアリング・エキジビション)の略で、「新技術を広く公開する」という意味です。

    会場入り口

      
     三笠のブースでは、新たにNETIS登録された水を使わず切削粉を強力な吸塵装置で集塵するMCD-RY14吸塵式乾式カッター、転圧作業時のオペレーターの負担軽減を追及した防振ハンドルや作業中のエンジン回転数並びに通算稼働時間の確認により機体の状況把握の簡易化につながるタコ・アワーメーターを装備したMT-55L型タンピングランマー、大型マフラー及びウレタンフート(転圧板)により転圧作業時に発生する衝撃音を抑えて近隣への影響を軽減できるMT-55L-SGK防音型タンピングランマー、MVC-F40S低騒音型プレートコンパクター、タコ・アワーメーターを標準装備し更に転圧センサーを搭載して転圧不足や過転圧の見える化を実現し作業性をアップさせたMVH-308DSC-PASバイブロコンパクター、メンテナンス性の向上とアワーメーターを標準装備したMRH-501DS低騒音型バイブレーションローラーなどを展示致しました。ご来場頂きましたお客様には実演や商品説明を通じて、実際に体験して頂き高い関心を持って頂く事が出来ました。

    三笠ブースの様子

      
    防音ランマーの実演
      
    にぎわう会場
      
     東日本大震災から4年、東北の各地で再生、復興が進んでおります。三笠の最新技術を“見て、聞いて、触れて”頂く事が出来、更なる早期復興への期待が膨らみました。今後の工事に三笠の新技術を数多く御採用頂き復興にご活用下さいます様宜しくお願い申し上げます。我々三笠産業社員、中でも東北の地を担当させて頂いている仙台営業所一同は東北の早期復興に貢献できるよう引き続き精一杯努力致します。
     各地から多数のお客様にご来場頂き誠に有難う御座いました。また、この場をご提供頂きました主催者・後援団体の皆様に厚く御礼申し上げますと共に、今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
      
    東日本営業部東北一課 大力記

    編集室より

    だんだんと蒸し暑さが増してきました。
    こうなると悩ましいのがエアコンの温度管理。
    暑がり、寒がり、程度も様々でなかなか設定も決まりません。
    まあ基本的には、暑ければ脱ぎ、寒ければ着れば良いと思うのですが、
    これ以上脱げない(というか、お父さんやめてっ!)人もいて・・・
    快適な環境を保つためには、互いを思いやる気持ち、が大切ですね。


    【 編集者 かんとりーBOY 】