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  • 2018年09月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.116 第33回北海道三笠会定時総会開催/南アフリカ出張記

    三笠の京谷です。


    今月に入り近畿圏を直撃した台風や北海道胆振東部地震など

    立て続けに大きな災害が発生しました。

    これらの災害で、お亡くなりになられました方々には心よりご冥福を

    お祈りしますとともに、被害を受けられました地域の皆様には、

    この場を借りまして改めてお見舞いを申し上げます。


    それにしても7月に広島県を中心とした豪雨災害があってから

    わずか2カ月の間に次々と新たな大規模災害が発生しています。

    今後も災害はいつどこで起こるか分かりませんが、

    まだ9月の半ばであり例年の台風シーズンでもあります。

    「備えあれば憂いなし」。

    せめて身近で起こることを想定した対策を考えるようにしましょう。


    さて、今回の北海道地震では全ての発電所が稼働を停止する

    「ブラックアウト」の恐ろしさをまじまじと実感しました。

    以前何かの小説でテロリストが都市機能をマヒさせるため、

    一斉に数カ所の発電所を攻撃すると言うストーリーがありましたが、

    正にその小説通りの混乱が現実に北海道で起こりました。


    今回はたまたま業界の方々が北海道に滞在していたこともあり、

    その実体験も生で聞くことが出来ました。

    めったにない経験(初めて?)で皆様大変ご苦労されたようですが、

    翌日の7日深夜には全員揃って無事帰京できたようで何より何より

    ・・・本当にお疲れ様でした。

    三笠も丁度1週間前に北海道三笠会の総会を道内で開催しており、

    今回の出来事は決して他人事とは思えず、良い教訓になりました。


    また、台風21号関連の被害では「高潮でフェラーリ51台が全損」

    という記事にも驚きました。

    高潮被害を受けたフェラーリの正規ディーラー「オート・カヴァリーノ」

    は神戸にある人工島「六甲アイランド」の北東側にあったそうですが、

    車を避難させる間もなく、高潮が押し寄せてきたようです。


    今回、塩水を被ってしまったフェラーリたち、1台平均3000万円

    としてみても51台ともなると、被害額は十数億円にも達します。

    今後、全損となったフェラーリたちはどうなるのか?

    保険は?

    興味本位に語っては失礼ですが、大の車好きとしては気になるところです。


    災害は発生時こそ大きなニュースになりますが、

    次々に起こる新しいニュースで風化されるきらいがあります。

    しかし全国には今尚不自由な避難生活を強いられている被災者の方々が

    沢山おられます。

    そのことを忘れずに、三笠の機械が少しでも復興に貢献できることを

    願っております。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。

    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    第33回北海道三笠会定時総会開催

     はじめに札幌営業所を代表いたしまして、この度の北海道胆振東部地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、負傷された皆様、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。今後も余震・本震の恐れがあると云われておりますので、身の回りには十分にご注意下さい。今なお避難されている皆様、復旧作業に従事されている皆様の安全と1日も早い復旧を心より願ってやみません。


     三笠産業株式会社札幌営業所におきましては、所員とその家族全員の無事が確認できました。9月6日(木)未明の地震発生以来、停電の影響により業務を停止せざるを得ず大変ご心配とご迷惑をお掛けいたしましたが、9月7日(金)夜停電が解消されたことにより、現在ライフライン全てが復旧し9月10日(月)より業務を再開しております。入出荷に遅れが生じるなどまだまだ混乱もございますが、これからの復旧業務に微力ながらも貢献できるように尽力して参ります。


     今回のメールマガジンでは、北海道三笠会定時総会をクローズアップして掲載の予定でしたが、震災の影響を受け、心苦しいのですが簡略化してのご報告とさせていただきます。


     8月28日(火)、多数の会員のご出席のもと第33回北海道三笠会定時総会が、登別温泉「第一滝本館」にて開催されました。屋外特設会場での製品説明会に続き、場所を移した総会では今期任期満了に伴う役員改選が行われ、新会長に伊藤 豊様(株式会社大鐵 代表取締役)が選出され就任いただくこととなりました。これまで永きに渡り当会の運営に多大なるご協力を賜りました前会長、富山政明様(日本建機サービス販売株式会社 取締役会長)には、弊社代表取締役社長 京谷弘也より御礼の挨拶とともに記念品を贈呈させていただきました。この場をお借りいたしまして、改めて心より御礼申し上げます。


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    総会の様子


     最後になりますが、総会当日は会員の皆様、ご多忙の折、遠方よりご参集を賜り誠にありがとうございました。ご参集いただきました多くの皆様が今、震災復旧に従事されている事と存じます。安全に留意されご活躍される事をお祈り申し上げます。


    東日本営業部札幌課 小笠原 記


    お盆休みを返上して南アフリカへ

     メルマガ読者の皆様、いつも大変お世話になっております。海外営業部の鈴木淳志(すずき あつし)です。 皆様は充実したお盆休みをお過ごしになられましたでしょうか?私は三笠産業の社員の中で、同期間“唯一”の出勤者としてはるばる南アフリカへ飛び立ちました。ナンバーワンにはなれませんが、図らずもオンリーワンになることができました。(古い?でも、名曲ですね・・・)海外営業部へ異動となったのはついこの間のように感じていましたが、気づけば既に5年目。時の流れの早さを感じる年齢となりました。年齢を重ねるほどに時の流れを早く感じるようになるとよく耳にします・・・が、私はまだまだ若手の一員として頑張って参ります!ということで、もう少しの間若手扱いしていただいて構いません、いや、お願いします。


     さて、今回は自身初の南アフリカへの渡航。初めて行く土地に対しては常にワクワクよりも不安の方が強い私。フライト中も緊張で緊張で・・・何故かほとんど寝て過ごし、気づいたらヨハネスブルグという有様でした。


    余談①

    今回のフライトはシンガポール経由で南アフリカに向かう行程となりましたが、 日本→シンガポール 7時間 / 乗り継ぎ 2時間 / シンガポール→南アフリカ 10時間30分 南アフリカ到着後直接にホテルに向かったものの、自宅出発から計算するとホテルまではほぼ24時間掛かりました。ですので、これから南アフリカへの旅行を考えている方がいらっしゃいましたら、到着日及び帰国日の予定は少し余裕を持つことをオススメいたします。


     アフリカというと皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか。私としては“ジャングル”“動物”などとかなり偏ったイメージしかありませんでした。実際に来てみると、確かに都会という感じではなく、大通りから少し入るだけで閑静な街並みが広がっていますが、それでもショッピングモールや大きな工業地帯を目の当たりにすると、私の勝手なイメージとはだいぶかけ離れているのものだと感じました


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    この写真だけならヨーロッパと言っても信じてもらえそう(笑)


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    高層の建物がないので、坂の上からは遠くまで見渡せます。


     さて、今回の渡航は南アフリカ代理店であるTalisman社の主催で毎年開催されているTalisman Suppliers Dayへの出席が目的です。Talisman社はレンタル事業をフランチャイズ方式で展開しており、Talisman Suppliers Day はフランチャイズ店舗の方々に向けて製品紹介を行う場、見本展示会のようなものと御想像いただければわかりやすいかと思います。三笠ベトナム(VMC)において昨年より本格的に生産が始まったMT-66の南アフリカ市場への導入が今年ついに開始され、今回のTalisman Suppliers Day でお披露目となりました。


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    今回がデビュー戦!入場口でお客様をお迎えします。


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    三笠ブース


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    社長??


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    展示会場の様子


     一般ユーザーの姿は無く、フランチャイズ店舗の方々のみの来場という事も手伝って、ホーム感が漂う終始和やかな展示会となりました。そして会の終了後は出展者と来場者が共に集うディナーパーティー。皆様、見た目通りの強者のようで、肉・肉・ワイン・肉・ワインと夜遅くまで宴を催していたようです。(尚、お酒が強くない私が早々に限界を迎えたことはここだけの秘密です・・・)


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    活気溢れるディナーパーティー


    余談②

     会場のすぐ裏手には広大なサファリゾーンが広がっており、半野生の動物たちが見られます。Talisman Suppliers Dayの午前中に小一時間ほど案内していただきました。怖くない、怖くない、と自分に言い聞かせながら、その大きさにはやはり圧倒されます。


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    サファリゾーンの風景


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    キリン


     結びになりますが、遠いアフリカ大陸の最南端、南アフリカでもこうして三笠製品が働いてくれているのは少なからず感慨深いものがあり、物理的距離はあれども人との距離はさほどないものだ、としみじみと感じました。さて、冒頭にてまるで休まず働かされているかのようにお伝えしてしまいましたが、いやいやさにあらず、私少し時期をずらしてお休みをいただき心身ともにリフレッシュして若返って参りました。不在中に御不便をお掛けしてしまっていましたら、申し訳ございません。若手として今後ともよろしく御願いいたします。


    海外営業部海外ニ課 鈴木 記

    編集室より

    夏休み明けの8月16日(木)、二人の少年が三笠本社を訪れました。

    ジョブシャドウイングという形の社会見学、具体的にいうと見学者は

    働いている人の影のような存在となりその様子を観察するというもの。

    この体験は、彼らの父親の姿を見つめ直すきっかけとなったようです。

    『お父さんも頑張ってるんだね、すごいんだね!』

    新たな世界を知った少年のキラキラした笑顔がとても印象的でした。

    【 編集者 かんとりーBOY 】