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  • 2011年08月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.31  MVC-F40S低騒音型プレートコンパクター他

    残暑お見舞い申し上げます。
    台風6号で一旦涼しくなった今年の夏ですが
    今週からはまた猛暑が襲ってきましたね。
    皆様お元気でお過ごしですか?


    さて我々の業界では馴染みのあるレンタルという業態。
    日本でもお馴染みのインターネット小売り最大手米アマゾン・
    ドット・コムが今月より面白いサービスを始めました。
    その名も「キンドル・テキストブック・レンタル」。
    電子書籍の仕組みを使って大学で使う教科書をレンタルするサービスです。


    利用者はまず主要な教科書出版社が提供する数万冊の教科書から
    必要なものを選び、30日~360日の間で希望するだけ利用します。
    借りた教科書は同社の電子書籍端末「キンドル」のほか、パソコンや
    アマゾンが提供するアプリを搭載したスマートフォンなどで読め、
    料金は紙の教科書の定価より最大で80%安く設定したそうです。


    アマゾン側の発表では重く値段の張る教科書を電子書籍で提供
    する利点は非常に大きいとしています。


    教科書の使い勝手もしっかり研究してあり
    レンタル期間は当初設定した日数を過ぎた後も1日単位で
    延長できるほか、購入に切り替えることも可能。


    特に驚いたのが教科書にメモを書き込んだり下線を引いたりすることが
    できる機能も備えた事です。
    こうした情報はアマゾンのデータセンターに保存し、
    レンタル期間の終了後も閲覧できるようになっているのだとか。


    うーん時代はどんどん進んでいる・・・。
    もう重いランドセルや通学カバンは不要という事なのか・・。


    しかし我々の機械はバーチャルでは何も出来ません。
    暑さ寒さに負けず現場で動かしてこそ価値のある商品です。
    時代が進んでもあまり便利にはなりませんが・・・・
    かえってそれが我々の強みなのかもしれません。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    製品紹介

    MVC-F40S低騒音型プレートコンパクター

    三笠の低騒音型プレートコンパクターにMVC-F40Sが加わりました。
    F40Sは、転圧盤に特殊防音材を充填し作業時に発生する音を
    最小限にすることにより低騒音型として夜間工事、住宅地、病院周辺等
    の工事に適しています。

    詳しくはこちら(PDFファイルです)
    https://www.mikasas.jp/info/melmaga/110815/info1.pdf

    第六回三笠ローカルレポート 仙台営業所編

    東北六魂祭

     7月16・17日に『東北六魂祭』が仙台で開催されました。
    東日本大震災からの復興の意義を込め、青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、岩手さんさ踊り、山形の花笠まつり、福島わらじまつり、仙台は七夕まつりと、東北6県の祭りが一同に会し行われました。

     その中で、8月6~8日に本番が行われた仙台七夕まつりをご紹介いたします。
    七夕物語といえば織姫と牽牛の物語で有名ですが、古くから行われている仙台七夕は、江戸風の七夕を取り入れた田の神を迎える行事で、周期的に襲う冷害を乗り越え豊作の保障と保護を田の神に祈ったことから盛んに行われてきました。
    8月5日には前夜祭の花火大会も行われました。今年の花火大会は、復興のシンボルとしての意義も込められ、人々に『笑顔』という光を灯すべく開催されました。
     仙台駅周辺を中心に飾られる七夕まつりの特徴である豪華な笹飾りは、一本数十万~数百万もするといわれています。毎年手作りで数ヶ月前から準備を始め、その豪華さを競い合い、商店街毎に飾り付け審査が行われ、金、銀、銅の各賞が発表されます。その大きさと精巧さは驚きです。 また笹飾りをよく見ると、海外からも多くの励ましのメッセージが書かれた短冊も多く見られ、改めて日本だけではなく世界中の人々との絆を実感しました。

    来年の夏はぜひ東北6大祭りを巡ってみてください!(仙台営業所 山内 記)

       

    三笠通信

    南アフリカ出張記

     7月下旬、女子サッカーW杯でなでしこJAPANが大活躍する中、南アフリカを訪れました。南アフリカでは4大都市である首都のプレトリア、最大都市のヨハネスブルグ、インド洋に面したリゾート地であるダーバン、そして、大西洋に面したアフリカ大陸最南に位置するケープタウンを訪問し、サービス講習会を実施しました。

     南アフリカは、沿岸部の地域からプレトリア・ヨハネスブルグの内陸地域の標高1,500~2,000mの高地、そして、砂漠や岩盤等の様々な地理環境があり、非常に過酷な現場環境となっています。三笠製品は、耐久テストのみならず、高地テストや寒冷・高温テスト、そして、防塵・防錆対策をしっかりと行っておりますので、南アフリカにおいても非常に高い評価を得ています。しかしながら、日本から約14,000kmも遠く離れた南アフリカの地で、製品の安定した性能を得るためには、製品の品質だけでは無く、お客様による日常点検や定期点検が重要となります。今回、現場で活躍する三笠製品を目の当たりにし、三笠製品へのお客様のサポートに感謝の気持ちでいっぱいになりました。
     今後も今までと同様にお客様と向き合った製品開発並びにアフターサポートをすることで、お客様に恩返しをして行かねばならないと強く思った次第です。

     さて、話はそれますが、出張時に印象に残ったケープタウンと南アフリカワインについてレポートしたいと思います。
     ケープタウンでは、象徴的存在となっているテーブルマウンテンが一望出来、ウォーターフロント(マリーナ&ショッピングモール)に隣接している素晴らしい立地のホテルに宿泊しました。実はこのホテル、刑務所を改築したホテルで、快適な環境にはなっているものの、よく見るとそれらしい構造が残っていました。南アフリカでは他にも過去の負の遺産を継承しており、それに意味があることを感じされられました。
     そして、日本でも人気のある南アフリカワインですが、南アフリカ独自の品種であるPINOTAGE(ピノタージュ)種の赤ワインをいただきました。難しい評価は出来ませんがとにかく美味しかったので、南アフリカワインを購入する際の参考になればと思います。

    (海外営業部海外2課 石川 記)

      

    ホテルのテラスから見えるテーブルマウンテン。手前の建物はウォーターフロント内にある水族館。
        
    テーブルマウンテンに覆いかかる雲を称してテーブルクロスと呼ぶ。
    手前の船着き場には、オットセイが休憩している。
       
    今回宿泊した、刑務所を改築したホテル。改築されて今はお城のように見える。

    編集室より

     すでに夏休みを取られている方も多いと思いますが、弊社は8月15日(月)、
    16日(火)を夏季休業とさせていただきます。この間ご迷惑をお掛けいたしますが、
    何卒ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。しかし、今年は節電の為、強制的に
    大型夏休みになってしまった会社さんが多いようですね。筆者のあるお取引先の人は
    今月2週間も夏休みを"取らされた"そうです。とはいえ、結局お仕事の都合上とても
    そんなに休んでられないらしく自宅で会社にばれないようにこっそり携帯やら
    メールやら駆使してお仕事されているようです。日本人は働き者だ。


    【 一編集者 五 】