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  • 2017年11月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.106 MVC-F30誕生、大阪/九州三笠会定時総会開催

    今月は久しぶりに皆さんに自信を持ってお勧めできる

    面白い本を紹介します。

    と言っても今月の新刊ではありませんが・・・・

    昆虫学者である前野ウルド浩太郎氏が書いた

    「バッタを倒しにアフリカへ」(光文社新書)です。


    ポスドク(博士研究員)の著者がバッタの研究の為、

    単身アフリカのモーリタニアに赴任し、

    そこで起こる数々の出来事を伝える一大冒険記です。


    「私が研究しているサバクトビバッタは、アフリカの半砂漠地帯

    に生息し、しばしば大発生して農業に甚大な被害を及ぼす。

    その被害は聖書やコーランにも記され、ひとたび大発生すると、

    数百億匹が群れ、天地を覆いつくし、東京都くらいの広さの土地が

    すっぽりとバッタに覆い尽くされる。

    農作物のみならず、緑という緑を食い尽くし、成虫は風に乗ると

    一日に100Km以上移動するため、被害は一気に拡大する。

    地球上の陸地面積の20%がこのバッタの被害に遭い、

    年間の被害総額は西アフリカだけで400億円以上にも及び、

    アフリカの貧困に拍車をかける一因になっている。」(著書より引用)


    簡単に言うとこのサバクトビバッタを現地で追い続ける話ですが、

    昆虫学者が書いたからと言っても専門的な記述は一切なく、

    むしろ学者に似合わずユーモア溢れる文章は読んでいて楽しく、

    且つ現場の臨場感がよく伝わってきます。

    また、研究者だけに観察眼が鋭く些細なものや出来事も見逃さず、

    抜群に上手な文章でそれをうまく表現して伝えてくれます。


    世の中には本当に色々な方がいるものですね。

    バッタにもアフリカにも全く興味のない人が読んでも

    本当に面白いと思える本です。

    秋の夜長に是非ご一読をお薦めします。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    製品紹介

    新型プレートコンパクターMVC-F30発売!

    軽量!コンパクト!のプレートコンパクターMVC-F30を発売いたします。

    三笠プレートコンパクターのレンジに最軽量のモデルが加わりますので、

    よろしくお願いいたします。

    詳しくはこちら(PDFです)

    https://www.mikasas.jp/info/melmaga/171115/01/MVC-F30.pdf

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    MVC-F30

    三笠通信

    第12回九州三笠会定時総会開催

     メルマガ読者の皆様、こんにちは。沖縄出張所の乾剛康(いぬい よしやす)です。沖縄に赴任し、この常夏の島での生活も気付けば早2年が経過しました。過酷な夏の日差しにもようやく慣れてきて、今年の夏も沖縄ライフを満喫し過ぎたせいなのか・・・、最近では気温が20℃を下回ると寒く感じてしまう、身も心もすっかり“沖縄かぶれ”した私より、10月11日(水)『ホテル日航熊本』にて行われました、第12回九州三笠会定時総会の様子をレポートさせていただきます。それではお付き合いの程よろしくお願いします。


     まずは、総会に先立ちまして新製品・主力製品説明会が行われ、近日発売予定の最新機種、外観デザインを一新したUM-F軽便バイブレーター、150Kgクラス新型前後進バイブロコンパクターMVH-158HS、現在商品化に向けて進めている機種などを、参考出品というかたちで、会員の皆様にはいち早くご紹介させていただきました。今回は会場の都合上、実演を交えての製品説明が難しく、皆様に新製品を体感していただくことが出来ませんでしたが、途中、弊社社長京谷自らマイクを握り、新商品を皆様ご紹介する一幕もあり、三笠の新商品開発に対する熱い思いを感じていただく事ができたのではないかと思える製品発表会となりました。


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    社長自ら熱弁を揮う


     今回の総会でも、キーワードはやはり“アイ・コンストラクション”。まずは、当会会長を務めていただいております山里将様(株式会社山里機工 取締役会長)より、会長のお膝元でもあります沖縄県の状況報告を交えた御挨拶に始まり、続いて弊社社長の京谷からは、日頃の会員様への感謝の気持ちをお伝えするとともに、私たちの業界で今最も注目の話題でもあります、アイ・コンストラクションについて、電動化の進む自動車業界、ハイブリット化する大型建機の話題を引合いに、三笠も、今後は更なる生産性の向上をはかり、小型建機分野でいち早く電動化を目指すと共に、お客様に喜ばれる商品を迅速に供給するというメーカーとしての使命を果たしていく、と。
     また、今年度より新たに2社、佐賀県からは株式会社ソクト様、福岡県からは株式会社ニシケン様が、当会に入会となりましたので、新会員様のご紹介をさせていただきました。
     その後の議事につきましては、提出された「事業報告及び決算報告」「任期満了に伴う役員改選」「第12期事業計画案及び予算案」「その他」の採決が行われ、4議案全てにおいて会員の皆様に承認をいただき閉会となりました。

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    山里会長のご挨拶 京谷社長


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    総会の様子


     場所を移して行われた懇親会は、開宴に先立ちまして、今回の九州三笠会開催にあたり、多大なるご協力をいただきました、当会顧問の永島賢治様(熊本中央リース株式会社 取締役会長)より御挨拶を頂戴し、当会の副会長を務めていただいています中野登様(株式会社ナカノ 取締役会長)による乾杯のご発声で幕を開けました。ホテル自慢のディナーを味わいながら各テーブルでは情報交換にも花が咲き、楽しい歓談の時を過ごしました。懇親会のハイライトでもあります恒例のビンゴ大会では、今年もプレミア焼酎「魔王」をはじめ、三笠会事務局があの手この手で入手した魅力ある景品を皆様にお持ち帰りいただく事ができ、大いに盛り上がりました。会員様の親睦を深めていただきました懇親会は、監事の小笠原茂様(ユアサ商事株式会社 九州建機部長)による中締めにて閉会となりました。

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    永島顧問 中野副会長


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    懇親会


     翌10月12日(木)高遊原カントリークラブにて親睦ゴルフ大会が開催され、会員様16名の方に参加していただきました。当日は、天候にも恵まれ絶好のゴルフ日和の中、白熱したプレーが繰り広げられ、結果、髙尾幸二様(株式会社ニシケン 建設業務部次長)が見事優勝の栄冠を手にされました。


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    スタート前の記念撮影


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    見事優勝されました髙尾様(中央)


     今回の九州三笠会もお陰様で本当に多くの会員様にご参加いただき、三笠は皆様に愛され、支えていただいていることを、あらためて実感する会となりました。ご多忙にもかかわらずご参加いただきました会員の皆様、本当にありがとうございました。


    西日本営業部沖縄課 乾 記


    第12回大阪三笠会定時総会開催

     日頃よりの読者の皆様には大変お世話になっております。昨年の6月より大阪支店から中国営業所に転勤となり、早1年5ヶ月が経ちました中国課の阪田晋祐(さかた しんすけ)が、10月17日、18日に開催されました第12回大阪三笠会定時総会をレポートさせていただきます。大阪三笠会は近畿2府4県、東海北陸6県、中国5県、四国4県の各地区95社の会員様にご参加いただいています。近畿地区を9年担当させていただきましたので、前担当地区の会員の方々にお会い出来る数少ない機会でもあり、私の成長した姿を見ていただきたいのですが、転勤するまで入社十数年間後輩がいなかった為か、38歳になった今でもなかなか永遠の若手からの脱却を図れずにいる次第です。さて、このまま私の話を続けると話が逸れて行きそうですのでそろそろ本題に移りたいと思います。


     今回の大阪三笠会は太閤秀吉が愛した温泉地として有名な、有馬温泉の有馬グランドホテルで行われ、大阪三笠会としては初めて温泉地での開催となりました。朝、製品説明会会場設営を行なっていた頃は、前日から降り続いていた雨がまだ残りどうなる事かと心配されましたが、15時からの製品説明会開始時刻には雨は止み、暑くも寒くもない絶好の気候となりました。雨が止んだおかげもあり、商品説明終了後には会員の皆様は商品を手に取り熱心にご覧になっていただく事ができました。特に11月に発売となる新商品の三笠最軽量38kgプレートMVC-F30や、ワンタッチでリードシャフトの交換が出来るUM-F軽便バイブレーター、MVH-208、308にも採用されているモノコック構造フロントカバーを搭載したMVH-158HSバイブロコンパクターなどに関心が集まり、大変有り難い事に見積が欲しいとの声を多数頂きました。


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    製品説明会の様子


     商品説明会終了後は、有馬グランドホテル内に移動し、総会の開催となります。4月18日の臨時役員会にて内諾を得ておりました、秀浦淑晃様(株式会社原商 代表取締役社長)の新会長就任、川嶋栄司様(株式会社川嶋機械 代表取締役社長)の新副会長就任につきまして会員の皆様のご賛同を頂き、今期より新たな体制での大阪三笠会の門出となりました。第一期より永年に渡り会長を務めていただきました石橋久仁夫様(高石機械産業株式会社 会長)、副会長を務めていただきました檜山邦雄様(宝物産株式会社 取締役会長)には心より深く感謝を申し上げる次第です。


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    秀浦新会長のご挨拶


     初の温泉地ということもあり総会終了後は少し時間をとり皆様には温泉をゆっくり楽しんだ後、浴衣姿にて懇親会にご参加いただきました。川嶋栄司新副会長(株式会社川嶋機械 代表取締役社長)のご挨拶に続き、松岡美江子理事(マツオカ建機株式会社 代表取締役社長)の乾杯のご発声にて開始となりました。温泉のリラックス効果も手伝ってか、今までとは一味も二味も違った雰囲気での懇親会となりました。ご歓談、お楽しみ抽選会などで盛り上がる中、北野一雄理事(北野建機株式会社 代表取締役社長)の中締めのご挨拶にて終了となりました。


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    浴衣姿での懇親会


     翌日10月18日(水)は今年引退した宮里藍プロの国内最終戦の地、六甲国際ゴルフ倶楽部にて親睦ゴルフ大会が開催され、前日の朝の天気が嘘のような晴天の中、熱戦が繰り広げられ、中山修史様(三共リース株式会社 専務取締役)が見事2度目の優勝を飾り、幕を閉じました。また同時開催の観光では、コテコテの大阪を味わえる吉本新喜劇を鑑賞していただきました。なんばグランド花月が改修工事中の為、よしもと西梅田劇場の仮設劇場にての鑑賞となりましたが、逆に普段以上に間近で出演者を見る事ができ、笑いあり涙あり?の楽しいひと時を過ごしていただきました。新喜劇の後は大阪水上バスツアー。歴史のある中央公会堂の近くから出港し、造幣局や大阪城等の大阪の街並みを川面よりご覧いただきました。


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    ゴルフスタート前の集合写真


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    観光組集合写真


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    吉本新喜劇の看板


     第12回大阪三笠会定時総会も、皆様のご協力のもと無事に終えることが出来ました。秀浦新会長を筆頭に新役員の方々、そして会員の皆様にご協力いただきながら今後も社員一同精進してまいりますので、これからも宜しくお願いいたします。


    西日本営業部中国課 阪田 記

    編集室より

    一日3箱のヘビースモーカーだった私が禁煙を始めてから10年が過ぎました。

    最近は新たな形態の煙草も発売され、喫煙シーンも随分変化しましたね。

    久しく気にしていなかったので、先日店頭で煙草の価格を見てびっくり!!!

    “喫い始めた時は確か240円だったよ!”

    本音を言えばイライラ・ストレスの解消には最高!と今でも思うのですが、

    財布の中にストレスを溜めるよりは、ちょっとした余裕に軍配が上がります。


    【 編集者 かんとりーBOY 】