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  • 2017年10月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.105 東京三笠会定時総会開催

    三笠の京谷です。


    10月に入り日増しに秋らしくなってきました。

    先週は日本生まれの英国人作家、カズオ・イシグロ氏の

    ノーベル文学賞受賞が日本でも話題になりましたが、

    これも毎年恒例となった秋の風物詩の一つですね。


    さて、最近コンビニやスーパーはもとより道路でも駅でも

    いたるところで監視カメラを見かけることが多くなりました。

    そうした中、先週の日経電子版に「顔認証革命がもたらす危機

    (社説)」と言うファイナンシャルタイムズの翻訳記事が掲載され

    何となく考えさせられました。


    以下少し引用しますと・・・・

    *****************************

    私たちは、カメラに監視されることに慣れてきた。

    いったん録画されると、カメラはますます私たちを

    認識するようにもなる。

    スマートフォンの新しいロック解除方法を例にとっても、

    顔認証を単に利便性の高い技術として捉えることは簡単だ。

    だが、それは間違いだ。

    顔認証は、本質的に、離れた場所で行う生体認証で、

    本人の同意を得る必要もない。


    顔認証は、指紋認証や網膜スキャン、血液標本とは違い、

    本人が認識しないうちに簡単に行うことができるため、

    旅行や生活、買い物の仕方など、その他多くに影響を与える。

    プライバシーの定義や保護の方法をいや応なく変えるだろう。

    もし、個人の権利を尊重する人たちが今、

    この影響を考え始めなければ、

    私たちは変化を選ぶというより、強いられることになるだろう。

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    この様なイントロから始まる記事ですが、

    顔認証技術の発達が私たちの生活を劇的に便利にする一方、

    匿名性や個人のプライバシーに大きな影響を与えると

    警告しています。


    既に顔認証は世界の至る所で使われています。

    犯罪捜査には勿論、中国では「笑顔でお支払い」という

    店頭の決済サービスも始まっています。

    実際、アリババ本社からほど近い杭州のケンタッキーFCでは

    利用客はスキャナーの前でスマイルし、確認ボタンを押すだけで

    スキャンされた画像と登録された写真が照合され、合致すれば、

    口座から自動的に料金が引き落とされるそうです。

    この新しい決済方法ではスマホさえ使う必要がなく、

    必要なのは誰もが持っている顔だけです。


    日本では昔から常連さんをもてなす行為としての「顔パス」や

    その人の信用に基づく特権の「付け」と言う習慣がありました。

    でもそれは人と人との結びつきや信頼に基づいたものです。


    それが将来、ビッグデータと顔認証によりAI(人工知能)が

    勝手に判断するようになるとしたら・・・

    想像するだに恐ろしい社会です。

    しかし、現実はすぐそこまで迫っている様です。


    今月も三笠をよろしくお願い致します。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    産業とくらしのグランドフェア2017関西開催

     メルマガ読者の皆様、いつもお世話になっております。大阪府の一部と京都府、和歌山県を担当しております山川弘(やまかわ ひろし)です。中部営業所から大阪支店に転勤してはや6年。関西弁と、お好み焼きを食べる時に使うコテがまだ上手に使えませんが、関西をエンジョイしている私が、今回の報告を担当させて頂きますのでよろしくお願い致します。


     9月15日(金)、16日(土)の2日間、インテックス大阪にて全国五ヶ所開催のフィナーレとなる「産業とくらしのグランドフェア2017関西」が“Growing Together -ともに挑む。「ミライ」の産業とくらし。-”というテーマのもと開催されました。このイベントは、新商品や新工法などを紹介し、各業界の近未来を示唆するセールスプロモーションの場となります。今後わたしたちを取り巻く“くらし”において、生活環境の向上、防災に向けた取組みを含む“国土強靭化”への貢献を目的として、各メーカーがNETIS登録商品や環境商品をはじめとした、新商材のPRを行います。展示会当日は関西の2府4県を中心に、中国、四国地区からも多数のお客様がご来場されました。


     三笠産業ブースでは、新製品としてホンダ製エンジンを搭載したMT-55HランマーとMVC-F60Hプレートコンパクター、またデジタル表示により切削深さの確認を容易にしたMCD-318HSコンクリートカッターを展示。さらに転圧の見える化を実現し好評のMVH-308DSC-PASバイブロコンパクターや、吊り下げのフックの位置を変える事でランマーから発電機といった多彩なものを運搬出来る点が好評なMC-1マルチ移動車などの既存商品にも引き続き高い関心を寄せて頂きました。


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    関西グランドフェア正面入口


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    新型のMCD-318HSコンクリートカッター


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    各種コンパクター


     関西をもちまして今年のグランドフェアは終了致しましたが、全国のグランドフェアの三笠産業ブースにご来場頂きました皆様に、この場をお借り致しまして厚く御礼を申し上げます。このイベントを大成功に導くためにご尽力され、製品のPRの場をご提供頂きましたユアサ商事株式会社様をはじめ、ご協力を頂きました主催店様にも厚く御礼を申し上げますと共に、皆様の今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


    西日本営業部近畿課 山川 記


    第34回東京三笠会定時総会開催

     第34回東京三笠会定時総会が、9月26日(火)東京都昭島市の昭和の森 フォレスト・イン昭和館にて開催されました。


     晴天の中、総会に先立って行われた新製品・主力製品説明会では、外観デザインを一新、前面密閉構造を継承しつつフレキシャフト交換は工具不要のワンタッチカップリングを採用したUM-F軽便バイブレーターや、モノコック構造フロントカバーを採用し、新機構サイクロンクリーナー採用のホンダ製GX200エンジンを搭載した150kgクラス新型前後進バイブロコンパクターMVH-158HSといった新製品をご紹介。また参考出品として、ライト部にLEDモジュールを採用する事でユーザーのご要望にお応えしたMLT-300LEDエポックライト、また30kgクラス小型軽量プレートMVC-F30等をご説明させて頂きました。会員の皆様からは数々のご質問を頂き、また実演を交える事で強く興味を惹かれた様子で、大いに手応えを感じる事が出来た説明会となりました。


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    製品説明会の様子


     総会では、東京三笠会 松田滋会長(株式会社木下商会 代表取締役社長)より、「国政選挙突入により先行き不透明な中開催された東京三笠会ですが、今回新たに3社新入会員を迎え102社となりました。会員各社様が益々ご発展されますことを祈念しております。」とのご挨拶を頂き開会、会員皆様に全ての議題を御承認頂き、総会は無事に閉会となりました。


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    松田東京三笠会会長のご挨拶


     懇親会は、臼井弘明副会長(株式会社片岡屋 会長)の乾杯のご発声で始まり、途中恒例のビンゴゲーム大会で大いに盛り上がり、会員様同士の親睦をより深めて頂き、森田康弘副会長(株式会社宇建 代表取締役)の中締めにて閉会となりました。


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    懇親会でのひとコマ


     翌日9月27日(水)、東京バーディクラブ(東京都青海市)にて親睦ゴルフ大会が開催され、晴天の中熱戦が繰り広げられた結果、堂谷慎二様(新潟産業株式会社 代表取締役)が見事優勝を飾られました。また観光も同時に開催され、今回ご参加の皆様には高尾山散策を楽しんで頂きました。


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    親睦ゴルフ大会スタート前の記念撮影


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    観光組の皆様の集合写真(高尾山駅前にて)


     会員の皆様のご協力の下、第34回東京三笠会定時総会を無事に終了する事が出来ました。お忙しい中、遠方にも関わらずご参集頂きました事、心より厚く御礼を申し上げます。会員皆様の今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。


    東日本営業部長野課 和田 記

    編集室より

    突然降って湧いたような衆議院解散に始まり、希望の党の誕生に民進党の崩壊。

    批判を覚悟で敢えて申し上げれば、国民不在と感じられて仕方がありません。

    今の政治にどのような審判が下るのかについては強い関心があります、が、

    少し焦点ボケの印象から投票意欲は・・・、というのが本音ではあります。

    とはいえ投票は国民の責任、選挙に行かねば政治に文句も言えません。

    今回は真の意味で一票の重みを考え直す、そんな投票になりそうです


    【 編集者 かんとりーBOY 】