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  • 2014年10月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.69 第30回東北三笠会定時総会/第9回大阪三笠会定時総会 他

    三笠の京谷です。

    先月末、無料ご招待という言葉に釣られて秋葉原で開催された
    アリババトップマネージメントセミナーというものに参加してきました。

    アリババ集団といえば先月の9月17日NY証券取引所に上場し、
    上場初日にいきなり時価総額25兆円を付けた電子商取引では
    中国最大の企業グループです。

    馬雲(ジャック・マー)会長が、企業間の電子商取引のための
    サイトを立ち上げたのは15年前。
    たった15年で日本最大の時価総額を誇るトヨタ自動車をも
    上回る企業に成長しました。
    (因みに馬雲会長は推定資産総額1500億元(約2兆7千億円)で
    中国一の富豪となっています・・・)

    現在までの処、事業の中心が中国国内と言うこともあり、
    知名度の割にアリババ集団の実態を正確に知らない方が多いかと思います。
    よく中国版アマゾンと形容されることもありますが
    その表現ではアリババの一部事業しか表していません。

    現在のアリババグループの事業は大きく分けると三つあります。
    一つが「淘宝網(タオバオ)」や「天猫(Tmall)」を代表とする
    B2Cの電子商取引サイト。いわゆるアマゾンや楽天、ヤフオク
    などと同様の個人向けショッピングサイトです。

    そして第二の事業がこの商取引を陰で支える「支付宝(アリペイ)」
    というオンライン決済サービス。 既に会員数は3億人以上で
    公共料金の支払いも可能など、信用面で不安が残る中国での
    クレジットカードに代わる事実上の標準決済手段となっています。

    そして最後がアリババの本業であるB2B取引。
    いわゆる企業間取引のマッチングサイト運営です。

    今回のセミナーはこの企業間取引サイトを利用して
    海外に製品を売り込んでみませんかというのが趣旨です。
    従い出席者の多くは海外販売の経験が少なく、これから
    チャレンジしたいという方々が多いようでした。

    因みにアリババ・ドット・コムへの出展料はコンサルタント料込みで
    月13万円と説明がありました。
    この手のサイトは売る側、買う側双方の参加者が増えて初めて成功するもの。
    その意味では年間150万円近くの出費が気になりました。

    今回3時間近くのセミナーで海外取引について色々な説明が
    ありましたが、一番印象に残ったのは皮肉にもアリババの
    企業間取引の話ではなく商売の原則についての話でした。

    「売上=単価 x 顧客数 x 購入数量 x 購入頻度」
    「売上を伸ばす時にこの四つの要素のどの項目(数字)に
    重点を置くかが非常に重要」と語った部分でした。
    言われてみれば当たり前のことですが「確かにその通り!!」
    改めて勉強になりました。
    今月も三笠をよろしくお願いいたします。

    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    産業とくらしのグランドフェアー2014 九州

     9月12日(金)、13日(土)の2日間に渡りマリンメッセ福岡(福岡市)にて、産業とくらしのグランドフェア2014九州が開催されました。今年のテーマは「Challenge Smart Power & Resilience」と題され、環境・防災・省力ビジネスに重きをおいた展示会となりました。
     弊社ブースにおきましては、好評を頂いておりますMCD-RY14(乾式吸塵式)カッターをはじめ、ニューモデルのMVH-308DSC-PAS転圧センサー付バイブロコンパクター、MT-55L-SGK防音型ランマー、MVC-F40S/F60S静音型プレートなど近年注目されておりますNETIS商品を中心に展示させて頂きました。やはりこうした商品はブースにお立ち寄り頂きましたお客様の関心度も高く、活発な質疑応答をさせて頂き非常に有意義な機会となりました。 また今回、屋内展示場とは別に野外展示場が設けられ、NETIS商品及び実演機コーナーにて関連商品を展示し、こちらのブースにも足を運んで頂き実機を体験頂きました。
     毎年恒例となっておりますが、今回もお忙しい中多くのお客様に三笠ブースにお立ち寄り頂き誠にありがとうございました。この場をご提供頂き展示会を成功させるべくご尽力下さいましたユアサ商事株式会社様に感謝申し上げます。並びに、ご協力頂きました主催店様、関係者様、ご来場頂きました全てのお客様に厚くお礼申し上げますと共に、今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
      
      
    西日本営業部九州一課 一ノ瀬記


    第30回東北三笠会定時総会

    9月17日(水)、日本三景の一つである宮城県は松島、ホテル松島大観荘に於いて第30回東北三笠会定時総会が開催されました。
     総会に先立って開催された製品説明会では、業界初となる鋼板の1枚整形によるモノコック構造フロントカバーを採用した最新型MVH-308DSC-PASバイブロコンパクター、吸塵式乾式カッターMCD-RY14と専用集塵別置タンク、その他NETIS登録製品、また参考出品として溝掃除機などの製品について実演を交えながら紹介させて頂きました。
     総会は、福田幸夫会長(幸和リース株式会社取締役会長)より、「三笠産業は大変素晴らしいアイディアで毎年の様に新商品を提案して頂き非常に有難く思います。今後、より一層充実した中身の濃い商品を提供して頂き、我々会員共々発展して行ければ幸いです。」とのご挨拶を頂き開会しました。スムーズな議事進行で全ての議題が承認され、無事に閉会を迎える事が出来ました。
     総会終了後の懇親会は長谷川武哉副会長(大成産業株式会社代表取締役社長)の乾杯のご発声でスタート。情報交換の花が咲き、途中アトラクションとしてビンゴゲーム、ジャンケン大会などでも大いに盛り上がりました。
     翌18日(木)は、泉パークタウンゴルフ倶楽部にて親睦ゴルフ大会が開催され、晴天の良いコンディションの中、ナイスショット連発の熱戦が繰り広げられました。
     会員の皆様のご協力の下、30回の節目となる東北三笠会定時総会を無事に終了させて頂く事が出来ました。お忙しい中遠方にも関わらずご参集頂きました皆様に厚く御礼申し上げますと共に、今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

    製品説明会1 製品説明会2
      
      
    京谷社長 福田会長

    東日本営業部東北一課 高松記


    産業とくらしのグランドフェアー2014関西

     9月19日(金)・20日(土)の二日間、インテックス大阪にて「産業とくらしのグランドフェア2014関西」が開催されました。関西の2府4県を中心に、中国、四国地方からも多くのお客様がご来場されました。
     今年は、「Challenge!Smart Power & Resilience!-スマートで強靭な「産業とくらし」を創造します。」とのテーマのもと開催されました。特に産業とくらしの“スマート化”と生活環境の向上、防災・減災に向けた取組みを含む“国土強靭化”への貢献を目的として、各メーカーがNETIS登録商品や環境商品をはじめとした、新商材のPRを行っておりました。
     三笠ブースにおきましては、NETIS新登録となる転圧センサー搭載バイブロコンパクターMVH-308DSC-PASや、MT-55L-SGK防音ランマー、MVC-F40S/F60S低騒音型プレートコンパクターといった定番NETIS商品、更に新製品の回動式移動車付プレートなどを展示し積極的にPRをさせて戴きました。特に、環境への配慮、並びに切削作業の効率化を目的として開発された吸塵式乾式カッターMCD-RY14(別置きタンク付)には非常に高い関心が集まり手応えを感じることが出来ました。
     お忙しい中、多くのお客様に三笠のブースにお立ち寄り頂き誠に有難うございました。またこのイベントを大成功に導くためにご尽力され、製品のPRの場をご提供いただきましたユアサ商事株式会社様をはじめ、ご協力をいただきました主催店様にも厚くお礼を申し上げますと共に、皆様の今後益々のご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。

      
      
    西日本営業部近畿課 山川記


    第9回大阪三笠会定時総会開催

     第9回大阪三笠会定時総会が10月7日(火)東京都江東区のホテルイースト21東京にて開催されました。これまで西日 本各地で開催をして来ましたが、今回は三笠産業のお膝元をご覧いただきたいという趣旨で、大阪三笠会初の関東での開催となりました。
     総会に先立ちまして群馬県にあります三笠産業館林工場にて製品説明会が行われ、新製品のMVH-308DSCバイブロコンパクター、回動式移動車付プレートコンパクターについて詳細な説明をさせて頂きました。また参考出品の溝掃除機を、実演を交えて紹介させて頂きました。また製品説明会終了後に館林工場の三笠製品製造過程を見学頂きました。

    製品説明会の様子1
    製品説明会の様子2
      
     会場を移した総会では、石橋久仁夫会長(髙石機械産業株式会社 代表取締役社長)より「まずは、先月末の木曽・御嶽山の噴火、広島市での豪雨土砂災害により、多くの犠牲者が出ました事は大変痛ましい事でした。今後の日本において防災・減災は急を要する国家事業であると、東日本大震災後改めて認識しています。景況感につきましては、増税後、一服感は見受けられますが、アベノミクス効果を始め日本経済も緩やかな回復を続けており、我々の業界もフォローの風が吹いている様に感じています。海外に目を向けますと、新興国における経済の基調変化等、様々なリスク要因はありますが、このフォローの風が少しでも長く続くことを切に願っております。」とのご挨拶をいただきました。議事は会員皆様のご協力の下滞りなく進行し閉会となりました。
     懇親会は、はじめに檜山邦雄副会長(宝物産株式会社 代表取締役社長)よりご挨拶を頂き、松岡美江子理事(マツオカ建機株式会社 代表取締役社長)の乾杯のご発声で始まりました。途中恒例のお楽しみ抽選会も交え楽しく歓談していただき、北野一雄理事(北野建機株式会社 代表取締役)の中締めをもって懇親会は閉会となりました。
     翌10月8日(水)はカメリアヒルズカントリークラブにて、親睦ゴルフ大会が行われました。天候にも恵まれ白熱した熱戦の結果、桐月忍一郎様(株式会社カンキ 取締役会長)が見事優勝されました。また観光に参加された会員様は東京スカイツリー見学、屋形船にて隅田川遊覧を楽しんで頂き親睦を深めて頂きました。
     今回の大阪三笠会は台風の影響も心配されましたが、2日間とも晴天に恵まれた中行われました。お忙しい中、遠方よりたくさんの会員様にご参集頂きました事、厚く御礼申し上げますと共に、皆様の今後益々のご発展とご健勝を社員一同お祈り申し上げます。

    京谷社長
    石橋久仁夫会長
      
    西日本営業部中部課 乾記

    編集室より

    空が高く感じられるようになりました。

    朝は少し寒いくらいで暑がりの私には大変有難いのですが、毎朝の満員電車に揺ら
    れ会社に着くころには汗だく…
    その満員電車に乗る為に毎朝利用する最寄駅に、富士山を望めるテラスがあるので
    すが、そろそろ見えて来そうな気がする澄んだ空気です。


    【 編集責任者 かんとりーBOY 】