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  • 2023年06月発行

    三笠産業メールマガジン Vol.173  第67期笠友会総会、令和5年神田祭

    三笠の京谷です。


    今月から三笠は新年度が始まりました。
    前期はサプライチェーンが混乱する中、部材の入手遅れや資材の高騰に
    悩まされましたが、終わってみれば前年をわずかながら上回る売上を
    計上することが出来ました。
    利益の方はコストの上昇により減収となりましたが、
    まずは無事に76期を終了することが出来、ホッとしています。


    さて、先月からネットフリックス(Netflix)で世界公開されている
    相撲を題材にしたドラマ「サンクチュアリ -聖域-」がとても面白かったので
    紹介いたします。
    週間グローバルTOP10で公開直後いきなり6位に入ったということですが、
    日本人のみならず外国人にとっても相撲は未知の部分が多いだけに
    興味を引いたのだと思います。


    私が知る限りこうした相撲を題材にした実写のドラマは初めてで、
    相撲協会がこの作品をどのように評価しているかは別として
    (相撲協会を暗に批判しているような場面もあるので……)
    国内外の相撲ファンを増やすことは間違いないでしょう。


    あらすじとしては北九州市で生まれ育った主人公がお金を稼ぐために
    相撲部屋に入門し、最初は相撲部屋の古い風習や厳しい稽古に抗いながらも、
    徐々に実力をつけ幕下に育っていくというストーリーです。


    その間にいくつかの転機があり、その場面場面、特に相撲部屋での
    稽古風景は迫力満点、国技館での土俵上の取り組みも
    NHKの中継映像さながらとてもリアルに描かれています。


    最近このドラマの監督を務めた江口カン氏のインタビュー記事を
    読みましたが、出演者のほとんどは現役力士や元力士ではなく、
    オーディションで選ばれた人たちだそうです。
    力士役を演じるにあたって1年以上稽古をしながら体づくりをし、
    30Kg以上体重を増やした人もいるとのこと。
    この作品の肝はオーディションで集めた役者さんを「いかに”力士”の体に
    持っていけるかどうか」が勝負だったと語っていました。


    相撲ファンだけでなく誰が見ても面白い(感動?)ドラマですので
    是非ご覧ください。
    相撲の見方が変わり、きっと以後のテレビ中継が楽しみになります。


    今月も三笠をよろしくお願いいたします。


    代表取締役社長 京谷 弘也

    三笠通信

    第67期笠友会総会in山梨

     今年の笠友会総会in山梨は、会員33名と賛助会員14名の合計47名が参加し、5月17日(水)に山梨県富士吉田市で行なわれました。 会場のハイランドリゾートホテル&スパは、河口湖インターチェンジから5分程の位置にあり、交通の便も大変良い場所でございます。 今回は天候に恵まれ、絶景の富士山を満喫しました。


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    絶景の富士山


     総会に先立ち、昨年10月にオープンした富士モータースポーツミュージアムを視察いたしました。このミュージアムは最高峰のレースに出場した国内外の名車約40台が展示されております。


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    古今の名車を見学する笠友会の皆様と京谷社長


     総会は長谷川 光司 笠友会会長(理研ダイヤモンド工業株式会社 代表取締役社長)の開会のご挨拶から始まり、続いて京谷社長より三笠産業の近況について、今期の見通し、来期計画の報告がありました。 最後に笠友会会員の方々への更なるご協力をお願いして終了となりました。その後、懇親会が開催され、会員の皆様はお料理とお酒を美味しく召し上がり楽しい一時をお過しいただきました。


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    第67期笠友会総会 長谷川会長のご挨拶


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    懇親会


     翌5月18日(木)も五月晴れのもと、観光組とゴルフ組に分かれての行動となりました。


     観光組は忍野八海と三島大社に行ってきました。


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    三島大社


     ゴルフ組は太平洋クラブ御殿場コースでゴルフコンペを行いました。優勝は笠友会の庭山 文雄 相談役(北新梱包運輸株式会社 取締役会長)、ベスグロ賞は株式会社昭南発條の山田 秀樹 社長でございました。


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    太平洋クラブ御殿場コース


     2日間とも天候に恵まれ、第67期笠友会総会を無事終了する事ができました。今後も会員の皆様の益々のご隆盛を祈念いたしまして、締めさせていただきます。


    生産管理部 生産計画室 竹本 記


    令和5年神田祭

     メールマガジン読者の皆様、お久しぶりです。4年ぶりの登場となりました。

     江戸総鎮守であり、三笠産業の氏神様でもある神田明神の例大祭に、5月13日(土)、14日(日)と三笠産業本社のある神田猿楽町の神輿渡御に社員有志として今回も参加しました。 少彦名命奉祀百五十年記念の神幸祭を見るべく9時前に神保町駅に到着。生憎の曇天で何とか雨が降らなければ良いなと思っていたら、神田猿楽町に入る直前より降りだしてしまい、 慌てて合羽を羽織る人達も。
     本社前に移動して見ていると、雨に濡れた猿田彦(天狗)が車に乗り込み去っていきました。その後は隊列が通り過ぎると共に雨が上がりました。(これを神田猿楽町では「お清め」と言うとか言わないとか(苦笑))


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    神幸祭(三笠産業本社前の様子)


     神幸祭を見た後は、神田明神を参拝。雨が降っていたので、参拝客は疎らでした。神田祭期間中は特別に平将門命像を拝観できる入口が開いているので、 今後神田祭でお越しの際はそちらから参拝するのがお薦めです。


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    神田明神に参拝


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    神田祭用に用意した三笠マーク入りの装束


     着替えを済ますと、晴天の中午後2時より神酒所から町内渡御が始まりました。初日の担ぎ参加者は社員3名。他に自分の仲間3名。

     例年通り猿楽通りから錦華通りを進みながら町内を1周し、豊島屋本店さん(神田明神・明治神宮の御神酒や、白酒で有名な酒店)、 浅野屋さん(創業800年の蕎麦屋、木鉢會加盟店)等の地元老舗によるご接待・休憩を受けました。そして3回目の休憩は、我らが三笠産業の番です。


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    豊島屋本店


     三笠産業に近づくと、今回の神田祭に用意した対の弓張提灯を用意し、一つは神輿を担ぎながら自分で掲げ、もう一つは本社前で準備万端の有志の社員と共に神輿を待つ京谷社長に持っていただき、 本社に向けて差す (その場所に対して、敬意を持って神輿を高く掲げ上げる事) 為の音頭を取っていただきました。その後、会社前で休憩。

     私は今回も拍子木を打たせてもらいました。

    神輿を本社に向けて差す様子

    (動画リンク元:https://www.youtube.com/shorts/DV39tl-FfO8


     担ぎ手が待ちに待った休憩『大盤振舞い』 。ビール、日本酒、ジュースに、揚げ物、サンドイッチ、細巻き寿司、バナナ、それと社長が持参した葉山コロッケと、テーブル一杯の飲み物食べ物に、 我先にと担ぎ手が列を作り、どんどん無くなっていきました。

     葉山コロッケも美味しくてすべて完売。(後でお手伝いしていた社員さんから聞いた話だと葉山コロッケを専門に狙っていた学生がいたとかなんとか)


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    提灯を掲げ挨拶を行う京谷社長


     大盛況の休憩も終わり、京谷社長より「四年ぶりの神田祭おめでとうございます。」「明日もありますのでよろしくお願いします。」との挨拶と、 ウマ(神輿の棒を置く台)の上で拍子木を打っていただき、神輿渡御を再開しました。

    拍子木を打つ京谷社長

    (動画リンク元:https://www.youtube.com/shorts/TFWzNmV34q8


     その後京谷社長に代わり、熊澤春日部工場長が花棒(担ぎ棒の一番前)へ肩を入れました。なれない事にやり辛そうでしたが(汗)。


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    熊澤春日部工場長(左添え棒前)


     神輿は神田猿楽町を後にし、神保町に集まって駿河台下交差点に向かい、交差点を通行止めにして近隣町会との4基で神田女学院の太鼓やお囃子を聞きながら渡御後、 町会に戻ってお弁当を貰って1日目の渡御は終了しました。


     会社に戻ると、やっぱり絶好調でお酒を飲んでいる社員の姿が……。と、ここは何時も通りなのですが、 今回はF常務・T本部長・E次長の奥様方と十九浦館林工場長による裏三笠なる組織が発足したようです。


     そして、2日目は、会社からの担ぎ手の参加者は自分のみ。

     神田明神への連合渡御、神田中央連合4町会が神保町のテラススクエアで集合して鳶頭の木遣りと共に一斉に神田明神に向けて出発。

     昨日と打って変わって天気も良く日曜日という事もあってか、多くの参加者が頑張っていました。

     道路申請の関係で神田猿楽町の神輿は、御茶ノ水駅前から鳥居前まで台車に載せて、学生達が記念撮影を行いながらの、のんびりとした移動になりました。


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    台車移動(御茶ノ水駅前)


     鳥居からの宮入りは町会関係者が交代で担ぐ事になっていましたが、役員さん達から、「今年は台車移動だったので、みんな疲れてない分捌くのが大変だぞ」と言われ、 役員さんを手伝って前方で人を捌いていましたが、始まってみると大した事もなく、隋神門まで進み境内で女神輿から宮入となりました。最後入る人も居なかったので、 花棒に飛び込んだら「3歩で交代」との事でしたが、「2歩」で木が入り終了してしまいました。

     今回、宮入の様子を神輿に付けたGoProカメラで撮影した珍しい画角の動画がありますので、紹介したいと思います。

    ※掲載にあたり町会から許可をいただきました。


    令和5年神田祭 神田猿楽町 宮入

    (動画リンク元:https://www.youtube.com/watch?v=3I4zeCJCXYs


     神田猿楽町宮入の様子はYouTube神田明神・神田祭chでご覧いただけます。


    令和5年 神田祭 少彦名命奉祀150年 神輿宮入
    ( 神田猿楽町の宮入の様子: 4:26:45~ )

    (動画リンク元:https://www.youtube.com/watch?v=Rc-0SvXFzec


     神田明神神職のお祓いを受け、全員で参拝、青野町会長の挨拶の後に元気よく担ぎ上げ神田明神を後にしました。
     聖橋より再び台車移動で、明治大学に向かい昼休憩。助六と待望のビール!!


     昼休憩後は駿河台下交差点を通行止めにして、お囃子と神田女学院の太鼓が響き渡る中を神田中央連合4基の神輿が交差点を練り歩き、連合はここで解散して各町会に戻って行きます。


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    駿河台下交差点の様子


     神田猿楽町に神輿が戻り休憩後、軽く雨が降るなか2ケ所の接待を受けながら、神酒所まで渡御。最後は明治大学生、町会役員、婦人部さん達に肩を入れて貰い盛り上りながら終了。


     帰りに町会長役員さん達から「また次も期待しているよ」や「三笠さん担ぎ手を増やしてよ」なんて言われながら笑顔で挨拶して帰路につきました。


     さて、前回は三笠扇子、今回は三笠提灯で盛り上げさせて貰いましたが、なぜ提灯を用意したかと云うと、神田明神公式ガイドに当社「MLT-300LED-Lライト」の広告が掲載され、 「祭りの夜を明るく照らします」とあったので祭りの明かりと云えば「提灯」と思い、地元の業者さんに作成してもらいました。ですが提灯だけでは暗すぎます。 ぜひ皆様「祭りの夜も明るく照らせる三笠産業のMLT-300LEDライトシリーズ」をお祭り・イベント・工事現場にご愛用下さい。


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    MLT-300LED-L ライト


     最後に、コロナ禍で4年ぶりの登場となった自分ですが、群馬県館林市の物流センターに勤務しております。そのため皆様にお会いする機会は少ないですが、 日本全国、世界各国へ製品の荷捌きを行いつつ会社の勢いを肩で、いや肌で日々感じています。今後とも三笠産業を盛り上げて行ける様がんばりますので、皆様よろしくお願いいたします。


     では、また次の神田祭のメルマガでお会いしましょう。


    生産管理部 物流業務課 岡部 記

    編集室より

    この度、5日間入院してまいりました。


    手術も成功し、術後の経過も良くて、翌週から無事出社できました。
    病院食と禁酒のお蔭で体重が減り、退院直後はBMIで25未満を達成。


    ・BMI(ボディマス指数):体重kg÷(身長m)2
    ( ※ 2は二乗 )


    その後、貧血気味だったので鉄分の多い食事を採っていたら、体重が再び増えて
    BMIも元の数値に戻ってしまいました。


    健康のありがたみと、ダイエットに近道は無いことを学ぶ、良い機会でした。


    【 編集者 蝦夷の申 】